結婚は何も恋愛結婚がすべてというわけではありません。
お見合いをきっかけに結婚することもあります。
または、結婚相談所をはじめとする婚活サービスを利用する手もありますね。
しかし、日本人同士ならともかく、国際結婚でこのような手段を使うのは考え物です。
特に、国際結婚で結婚相談所を使った場合、結婚ビザの許可は非常に下りにくくなります。
しかし、冷静に考えてみると、これは当然の事です。
結婚相談所を使う日本人男性は、大体、中高年であることが大半です。
私もこの仕事をしてかなりの年数がたちますが、20代の男性が結婚相談所を使って国際結婚したという例はほとんど聞きません。
事実、結婚相談所を通じて行った国際結婚は、必然的に年齢差のある国際結婚となります。
さらに、国際結婚はお見合いから短期間で成婚してしまうケースが多いです。
お見合いして、さらに1~2度あって結婚の意思を固める・・・
落ち着いて考えてみてください。
仮にお見合い結婚であったとしても、出会ってから1~2度で結婚を決めてしまうでしょうか?
もっと慎重に、何度も出会いを繰り返して結婚に至るのが普通だと思います。
ひどいケースだと、現地にお見合いしに行って、その足で結婚の届出をしてしまうというカップルもいます。
結果、「交流期間が少ない」+「年齢差がある」ということになり、結婚ビザは下りなくなってしまうのです。
結婚相談所を使う場合は事前に相談してください
当事務所は何も、結婚した方のみが対象というわけではありません。
「これから国際結婚をするんだけど、ビザはスムーズに下りるだろうか不安だ・・・」
こんなお悩み相談でも全然OKです。
実際のところ、婚姻前の方が有益なアドバイスをしてあげられる場合が多いです。
ところが、一旦、結婚が成立してしまうと、後にそれを解消するには離婚しか方法がありません。
ビザが下りないから結婚は取り消してくださいというわけにはいかないのです。
しかし、その失敗してしまった結婚の記録は、あなたの戸籍にしっかりと記録されてしまいます。
このように、無駄に戸籍を汚す前に、是非、当事務所にご相談ください。