大阪出張のお話

 新たな年が明けて、1ヶ月が経とうとしています。時間が過ぎるのは早いですね。

 1月~3月は留学生の就職のビザがある関係で、行政書士は非常に忙しい時期です。私もご多分に漏れず、午前中は、ほぼ毎日のように入管へ申請をしています。他方、結婚関係のビザは、繁忙期がありません。1年を通じて、平均してご依頼があるような感じです。

 さて、今日は大阪入国管理局へ出張申請を行いました。1件は高度専門職の案件、もう1件が結婚ビザの案件です。大阪入管の結婚・離婚ビザの審査は少し独特なところがあります。案件の内容によっては大阪を避けて、別なところへ申請したほうが良いこともあるのですが、今回の案件は、スタンダードな内容でしたので、そのまま申請しました。

大阪入管の外観
※建物の大きさ的には、名古屋入管と同じくらいの大きさです。

 大阪入管の管轄は、滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山の2府4県です。基本的に、入管における審査は東京が基準になるのですが、大阪は審査傾向が、東京と異なるところがあります。私も初めは戸惑いましたが、現在ではすっかり慣れました。ここ1~2年は、月1回は大阪へ行っているような状況ですので、それなりに経験値を積み重ねたからだと思います。

大阪入管の入口
※それほど人は多くないのですが、結構待たされます。

 なお、大阪入管の結婚ビザ申請については、地元の行政書士の方からもご紹介を受けることがあります。意外に結婚・離婚に関係する案件は、取り扱わない方が多いようです。一方、帰化申請については、大阪を始めとした関西の行政書士の方の方が詳しいという印象です。元々、帰化申請は、在日韓国人が多い関西圏で発展してきた業務です。かなり前の話ですが、神戸の帰化申請を東京の行政書士が受任したところ、法務局の担当官に様々な指摘をされ、逃げ帰ってきたというエピソードを聞いたことがあります。

 そんな感じで、今年も既にスタートしておりますが、よろしくお願い致します。大阪に限らず、東京以外の入管案件も取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。